しかし、ガンになってしまった人は、そうしたバリアーが突破された人です。
なにもしなければ、ガンの横暴をみすみす見ていなければなりません。
しかし、「ワン・ツー・スリー健康法」のアクション3で利用する免疫活性化食品は、過去に抗腫傷効果が確認されているものばかりです。
ということは、ガンを攻撃する細胞免疫を活性化していることにほかなりません。
インターロイキンを誘導したり、I型のヘルパーT細胞を活性化したりして、ガンを攻撃する細胞免疫を出動させてくれるのです。
T先生の報告では、インターロイキンがNKT細胞にも働きかけ、ガンを攻撃することが示されています。
これらのことから、ガンの予防と治療の鍵はインターロイキンが握っているといえます。
いま説明したようなメカニズムは、健康な人であれば免疫が自然におこなってくれます。
だから、1日に3000個以上のガン細胞ができていても、ガンにならない人がたくさん免疫力が高ければ、ウイルスや細菌の感染症にもかからない。
免疫は、ガンに対してだけ有効なものではありません。
ウイルスや細菌などの感染症の予防や治療にも活躍しています。
ウイルスについては先の「二度なし現象」でもふれましたので、なるべく重複しないように説明したいと思います。
ウイルスはインフルエンザ・ウイルスがよく知られていますが、ウイルスの正体を簡単に説明すると、ウイルスは子孫を殖やす代謝系がなく、自分で増殖する能力がありません。
ウイルスは遺伝情報のかたまりであるDNAやRNAだけを持つもので、ウイルスにどんな栄養を与えても、増殖することはありません。
いってみれば、ウイルスは″設計図の運び屋″みたいなものですが、侵入した相手の適当な細胞のなかにこもり、自分の持ち込んだ設計図を侵入した細胞に写してしまうのです。
これがウイルス感染になりますが、感染した細胞はウイルスの持ち込んだ設計図を自分のものと勘違いし、一生懸命にウイルス細胞をつくってしまいます。
ウイルスに感染した細胞は、ウイルス生産工場に変身してしまうのです。
当然、私たちの免疫はそれに反応します。
ウイルスが侵入すると、マクロファージなどの第1のグループが出動して闘いますが、ほとんどのウイルスはこのバリアーを突破し、私たちの細胞の一部をウイルス生産工場に変えます。
風邪などを引くと発熱したり痛みを感じますが、それはウイルスを取り込んだマクロファージの放出するインターロイキンによるものです。
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